AWS DevOps Engineer - Professional 受験メモ

まえおき

 最近、AWS DevOps Engineer - Professionalを取った。今年の面談でDevOps Engineer資格自体は今年取ります&なので研修行きたいですと話したので、2つの研修(DevOps Engineering on AWS、Advanced Developing on AWS)を受けて、受験する予定ではあった。いつ受けるか考えていた中、たまたまサンプル問題を解いてみたら「割といけるんじゃない?」と根拠なき自信にあふれて2週間後のテストセンターを予約。そして、運よく合格したので、3年後の更新に備えてメモ。(最近投稿が少なかったのもあるし)

 

筆者のスペック

  • 入社4年目、AWS経歴は2年くらい

  • 業務でAWSを使っている

    • AWS関連作業の自動化業務をやっており、最近はStepFuncions、Cloudformation、Codepipelineを浅く触っている
  • Solution ArchitectのProfessionalを持っている

  • Advanced Developing on AWSを受講済

     

「AWS DevOps Engineer - Professional」について

試験ガイドを参考にすると、6つの分野から出題されるらしい。

分野 1: SDLC(Software Development Life Cycle)の自動化 22%
分野 2: 構成管理およびInfrastructure as Code 19%
分野 3: 監視およびロギング 15%
分野 4: ポリシーと標準の自動化 10%
分野 5: インシデントおよびイベントへの対応 18%
分野 6: 高可用性、フォールトトレランス、およびディザスタリカバリ 16%

 もう受験して2か月くらい経つので内容はほぼ覚えてない(...)。

 覚えている範囲で書くと、まずはCI/CD系の内容。CodeシリーズとElastic Beanstalkのサービスと絡めて,上記の内容を聞く問題が出るような感じ。例えば、「ブルー/グリーン構成をElastic Beanstalkで構成したけど、問題が発生。どう直せばいいか」や「こういう構成で開発からデプロイまで自動化したい。どうすればよいか(選択肢にはCodeシリーズの組み合わせが出てくる)」のような雰囲気の問題がでる感じ。

 開発サイクルを運用していく中で、起きるインシデントをどう処理するかの問題もあった(分野5かな?)。例えば、デプロイを行ったときに一部は成功、一部は失敗した。原因は何か、解決はどうすればよいか類の問題となる。

 あとは、パッチあての戦略(Systems Managerあたり)やCloudformation関連問題も出た。また、CDK関連の内容は出てなかった。

 

勉強方法

いつもの課金(Udemy模擬試験)

 資料を眺めながら勉強するより、模擬問題を解きながら間違った問題から「なぜ間違ったか」を調べながら勉強するほうが好きなので、Udemyで模擬問題集を購入した。

 個人的にはTutorials Dojoの問題集だけで十分な気がする。模擬試験の結果よりEKSや高可用性周り(分野6)が足りないことが分かったのでそこはBlackBeltの資料を見ながら復習した。Proレベルの試験になると、問題の選択肢ができないものの中で1つでなく、できる方法の中で一番問題の状況を効率的に解決できそうな1つを選ぶことになるが、DevOpsは他の資格に比べてそれが強い気がする。できると思って選択したら、よりいい方法の選択肢ある場合が多かった。

 

やってないけど、やっておくといいかも?

AWS模擬試験

 今回はあまり時間がなかったので受けではないが、AWSの模擬試験も受けておくといい。単純に全体の問題の中で正解したパーセントを教えてくれるだけなのでUdemyと比べると少し不親切&4000円(税別)を払う必要があるけど、AWS公式模擬問題ということでより安心できると思う。他のAWS資格の合格したことがあるなら、50%バウチャーがもらえるので2000円(税別)で受けることができる。

 

AWSの試験の準備トレーニング

 AWSでは「試験の準備」というタイトル無料のE-Learningコンテンツを提供している。日本語でも提供しているので、聞いておくと準備に役立たつと思う。

 Exam Readiness: AWS Certified DevOps Engineer – Professional (Japanese)

 

さあ、受験へ

  • いつもお世話になっている、横浜のテストセンターで受験
  • 何か月前からPSI以外にもピアソンVUEで受験の予約ができるようになり、前回の機械学習の時はピアソンVUEからの受験だったが、横浜テストセンターでは違いなかった
  • メモ用紙を1枚使えて、受験後回収される
  • 180分、70問~75問だった
  • 回答中の感覚では、試験ガイドの比率通りだなと
  • もうちょっと勉強すればよかったなwと思った

 

結果&感想

  • 760点で合格(合格点は750点以上…ギリギリのギリギリw)

    • 構成管理(分野2)と高可用性(分野6)が「再学習の必要あり」だった。構成管理は普段Cloudformation周りを触っているので、自信あったけどな…。
  • 今後更新が必要クラウド関連資格が5個になった

    • 2年後くらいには更新地獄が始まりそうなので、資格コレクションはこれくらいにしよう…。
    • 1個3万円だから5個×3万=15万…(少し安いのもあるから、正確には12万くらい)

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